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投入堂までガチ登山!三徳山三佛寺に参拝してきました!

やさしい三佛寺投入堂入門

鳥取県三朝町の三徳山(みとくさん)という険しい山の中にある、三佛寺(さんぶつじ、三仏寺とも書きます)というお寺の一番山奥にある建物。国宝にして日本遺産第一号!

三佛寺は1300年前から山の中で修行するために建てられたお寺。伝説では、その修行の道を開いた役行者(えんのぎょうじゃ)という呪術者が山のふもとでお堂を作り、それをパワーで小さくして「えいっ!」と断崖絶壁に投入れて出来たのが投入堂!!

ところで、実際の建築方法はいまだ謎のまま…

断崖絶壁に建つお堂には入れず、参拝登山道の終着地点の岩場から数十m先の投入堂を拝み、撮影することが可能。

キャッチフレーズは「日本一危険な国宝」

参考:三佛寺公式WEBサイト

参拝の基本情報

【時間】8:00~15:00
【所要時間】駐車場から往復2~4時間
【入山料】大人800円・小人400円
【駐車場】無料駐車場あり
【注意事項】
・入山手続き必要(登山事務所で用紙記入)
・登山靴必須(入山手続き時に靴の裏が滑りにくくないかチェックされます)
・必ず2人以上でないと入山できない
・悪天候時は入山不可(過去に事故もあり、悪天候時は本当に危険)

【アクセス】
・JR倉吉駅から車で25分
・山陰自動車道から車で30分
(「泊東郷IC」又は「はわいIC」)
・JR倉吉駅からバス(日ノ丸自動車)「上井/三朝(三徳)線」

必死の登山レポ

三徳山の駐車場に到着したのは14時ごろ。

なんとか15時に間に合いセーフ!

登山事務所から投入堂までの往復が2時間くらいかかる方もおられるので、暗くなる前に無事に戻ってこられるように、15時までしか受付されていないそうです。

午前中に時間に余裕をもって行くのがおすすめ!

駐車場から登山事務所までも、かなりハード!

足袋とリユースのわら草履を購入!

登山事務所で登山届を行います。その際、靴の裏に滑りにくいデコボコがあるかチェックされます。スニーカーはNG!!

わら草履と足袋で修行っぽくなります(*^^)v

草履は大切な参拝道の山肌を傷めないという点でも優れているそう。近年、わら草履がなかなか手に入りにくくなっているそうでリユースもなさっていました。

登山靴かリユースのわら草履がいいですね!
慣れるまで履き心地に違和感があるかもしれません。履いてすぐは、小さな石ころにも足裏のツボをしっかり刺激されます(笑) でも、だんだん慣れてくると、岩場などではむしろ歩きやすく快適(*^_^*)

いきなり、こんなダイナミックな光景。この岩でゴツゴツした山肌と樹木の根っこと緑に覆われた、なんとも神聖な参拝登山道が続きます。

途中にはチェーンをつたって登る場所もあり、マジ・ガチの登山道です。気を緩めると本当に危険な箇所もあるので、登山される際はしっかり準備なさってください!

三佛寺には、一番奥にある投入堂の他にも色んなお堂が沢山あって、どれも岩場の上に立っていたりするので見ごたえ十分。

三佛寺文殊堂からの景色は絶景です!まるで天に浮いているかのよう。紅葉の季節になると、向かいの山が綺麗にそまります。文殊堂の周りは舞台づくりとなっていて、ぐるっと回ることができます。もちろん下は見ないこと!!

参拝登山道の終着地点の岩場からの景色!
ここから数十m先の断崖絶壁の岩の窪みに収まっている投入堂を眺めることが出来ます。

見るだけも出来ます!

本当に絶景なので、ぜひ険しい登山を乗り越えて間近で一目見て頂きたいです!ただ、さすがに険しすぎる!観光の時間が足りないかも!という方も大丈夫です!ふもとにある「投入堂遥拝所」から遠くに投入堂を眺めることができますよ!
その際は望遠鏡をお忘れなく!

三徳山三佛寺グルメ紹介

険しい三徳山登山で小腹がすいたら、ぜひ参道の谷川天狗堂へ!

地元の山菜料理や豆腐料理が頂けるほか、三徳山名物のとち餅を使ったとち餅ぜんざいなどがいただけます!下山後にエイドステーションとして利用させて頂きました(*^_^*)

■営業時間
めやす 9:00~17:00
■定休日
不定休(2月~3月は要予約)

谷川天狗堂の詳細はこちら▼
【谷川天狗堂】三徳山登山のエイドステーション!/三朝